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人生、いつだってミーハーじゃなきゃ。

「シゴトヒト3days」に参加してきて

おはようございます!

日本仕事百貨さんの「シゴトヒト3days」の最終日に参加して来ました。テーマは ”あきらめたヒト” ということで、どうなるんだろう…?っていうのと、自分も最近いろいろあきらめてるから(ネガティブな意味ではなく)、なんか面白そうだなーっていう感じで行きました。

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感想としては、「行ってよかった」の一言です。社会人が7割ぐらい(もっと多かったかも)でしたけど、別に学生だろうが、聞いてて変わらない感じを受けたのと、自分も含め就活生はセミナーみたいな即効性を求めるところよりか、「はたらく」ってどういうことなんだろうなー、みたいなこういうところに行くべきだったなーと思いました。
糸井さんの「はたらきたい」みたいに、具体的な方法ではないんだけど、なんだか背中をスッと押してくれるような、そんな対談だったし、自分の考えてたことは間違ってなかったなといろんな納得ができた1日でした。

 

昨日は帰ってからまとめようかなと思っていたけど、そのまま寝ちゃったので、昨日メモした自分の琴線に触れたものをいくつか紹介したいと思います。

 

・素敵なひとほど戦略を持っている

ロマンも必要だけど、それと同時に必要なのがソロバン。ロマンばっかり言っていてもダメで、それを達成するにはどうしたらいいかっていうのを考えることが必要なんだよ、っていうことを言いたいのかなーと。(自分に過信し過ぎたらいけない)

 

・「あきらめる」って、執着しないし、固執しないこと

本当にやりたいことのために、それを見据えてそれに外れる必要のないことに執着したり固執せず、それを手放せることが「あきらめる」っていうことで、別にそのことばにネガティブな意味は込められていないっていうことがここらへんで実感できました。

 

・自分の相対的位置を知って、相手の求めることを考えることが必要なこと

自分はどういう人間なんだよ?っていうところから始めて、そういう人間だっていうことを受け止める、受け入れる。そこから、相手にとって自分は何ができるのかなーってことを考えることが必要だなーと思う。

 

・夢中だから「いいね」は甘え

確かにノリで「これはいい!」ってなっても、夢物語なだけだったらだめだよね、っていうこと。はあー確かに、ってなりました。


・自分にとっての「成功」を定義する。「目的」をクリアにする。

この自分にとっての、っていうところが肝で、他の人と自分の成功の基準は違うわけで、自分なりの尺度で決めることが重要だということがわかりました。そして、いろんなことを詰め込み過ぎないことも大事なこと。


・差別化は、「誰が」やっているかに依存する

すごいことをやっていても方法はいずれ大体同じものになっていく。でも、決定的に差別化していくのはやっぱりヒトなんだろうと。面白い意見で、納得してしまいました。

 

・自分の器の大きさを知って、その器に合った役割を果たすほうがいい。

この言葉が一番好きです。ひとりひとり自分ごとに器があり、小さい人もいれば大きい人がいる。大きい人ならたくさんのものを詰め込めるし、小さい人は少しものしか入れられない。別に大きい小さいが、良い悪いに直結するわけじゃなくて、それをどう活かすが肝なところ。
クラシコムの青木さんが「おちょこだって、小さいけど別にあれは熱燗を入れるにはちょうどいい大きさでしょ」みたいなことを言っていて、ああ、確かになー!ってなったのを覚えています。

結局自分も器は小さいっていうのは分かっていて、前まで認めたくなかったです。でも、ちょっと前から器の小さい自分を認めるようになって、まあいっか、ってなってから、持ちきれないものはあきらめたり捨てたりするようになって、自分のできることとできないことが、そこらへんで見えてきた自分の役割みたいなのものが少しだけハッキリしてきました。その中でできないんだけど諦めたくないこと、やればできるしやりたいことがうまい具合に重なるところが見つかって、今はそれに猛進するところ。

「自分」っていう限られたリソースの中で何をやるのかが問題。理想はそりゃああるけど、結局じぶんだよね、っていうところに落ち着くようになりました。

 

 

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良かったです。また、来年も行きたいです。