ねえ、「すごい」人って本当にすごいの?
おはようございます!
最近TEDを見るようになりました(映画のtedとは違う)。短いけど、すごい為になることばっかりだし、ほとんど聞き取れないけど、何十回ってリピート再生していると何となく聞こえるようになってくるのは嬉しい。
最近よく思うようになったことなんですけど(「最近よく〜」のくだりが多すぎて何か他の言い方を探しているところなんですけど、見つからないので…)、自分は別にすごい自分じゃなくていいよなーって思うんです。
戦略眼を持っている人って、本当にすごいですか?
バンバン意見が言える人って、本当にすごいですか?
面白いアイデアをポンポン出せる人って、本当にすごいですか?
リーダーシップを発揮して全てを統括できる人って、本当にすごいですか?
そもそも価値観って全然違うのに、なぜかこういう人は取り立てられます。こういう人にはなれないし、確かにすごいんだけどさ、すごいんだけどさ…。
でもさ、結局ひとつの個性でしょ?
本当にすごい人は、「自分の役割を知っている人」なんじゃないかな、って思います。
これを思ったのも「シゴトヒト3days」に参加してきてからです。
クラシコムの青木さんが言っていました、
『自分ってなんだろう、自分の役割ってなんだろう。それを意識して、今自分にできることを簡単に不可能って言わないでやってみる。自分らしくないことをしないと ”自分らしい” なんてわかんないよ。」って(確か)。
自分には自分の役割があって、それに合ったことをこなすことが一番いいことなんだ、と。
はあー…。自分のやれることってなんだろう。驕らないで最近考えるようにしています。
そして、馬が合うところに就職したいなっていう願望はあります。それに向けて少しずつ頑張っています。
TEDの「How to start a movement」に出ているDerek Siversは次のように言っています。
(http://www.ted.com/talks/lang/ja/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html)
”お気づきになったでしょうか? 最大の教訓は リーダーシップが 過大評価されているということです 確かにあの裸の男が最初でした 彼には功績があります でも1人のバカをリーダーに変えたのは 最初のフォロワーだったのです 全員がリーダーになるべきだと よく言いますが それは効果的ではありません
本当に運動を起こそうと思うなら ついて行く勇気を持ち 他の人達にも その方法を示すことです スゴイことをしている孤独なバカを見つけたら 立ち上がって参加する 最初の人間となる勇気を持ってください”
そりゃあ、この動画で言う最初に何かを始めるすごい人もいる。
でも、2番目の人だってすごくないですか?この人がいなかったら、最初に始めた人はただの笑われ者。最初のこのフォロワーがいるからこそ、最初の人はリーダーになれるのです。
それに、3番目の人だってすごいでしょ?この2人にもう一人が加わることで、集団になることができる。そうしたらどんどん人が集まってきて、逆に入らないほうが恥ずかしい、なんてことにもなってきたりする。
そう考えていくと、みんな考えようによっちゃすごいでしょ?世間では最初の人が「すごい」ってなっちゃうけど、2番目だって、3番目だって、4番目以降の人だってすごいでしょ?
いろんな人がいるし、自分で自分の役割を知ってそれを個性だと思って、実行できる方がいいんじゃないかなーって思います。
それに、自分で出来ないなら誰かにやってもらえばいい。
できるところをできる限り本気でやったらいい。
全部できようなんて思わなくてもいい。
そんな風に思った昨日でした。
■言いたいこと:「すごい」人だって、それは一つの個性。それが自分にとって「すごい」わけじゃない。僕は、自分らしいものを見つけて動いたほうが結局「すごい」と思う。
大物相手に名前を覚えてもらう努力も大事だけど、同じフィールドに立てるように自分のランクを上げる努力をする方がもっと生産的。
— Shin Sasakiさん (@eigo_panda) 2013年2月12日